協力事業の紹介


横須賀市自然・人文博物館の調査研究活動や資料整理活動、教育普及活動への協力活動を紹介します。

資料整理協力
・2012年6月23日:
7月14日から始まる「三浦半島のチョウ」展の準備を兼ねて、博物館に収蔵されているチョウ類の標本を整理しました。

資料整理でのチョウ展準備風景

教育普及協力
・2012年8月26日:
5月27日から全4回の日程で開催された博物館主催「基礎から学ぼう昆虫学(基礎昆)」が本日無事に最終日を迎えました。残暑厳しい晴天となった最終日には参加者20人と講師役の当会会員8名が集まり、各自の成果発表はパワーポイントや大きな模造紙での発表など充実しました。続く宮川つぐみさんと宮川翼さんによる「昆虫おもしろ話」では、「2人で12年間も続けた城ケ島のセミ調査」と題した興味深いお話がありました。最後に恒例のセミのぬけ殻さがしを行い、たった30分で553個ものぬけ殻が集まり、全員で種を調べたところ、アブラゼミ420個、ミンミンゼミ123個、ツクツクボウシ6個、ニイニイゼミ4個という結果になりました。最後に参加者全員に「修了証」が渡され、2012年度の基礎昆が終了しました。
全4回の参加者は延べ88名。講師は当会会員が延べ24名であたりました。

集めたセミのぬけがらを分類しました

・2012年7月14日:
企画展示「三浦半島のチョウ」展が開催されました。今日からは3連休限定の「生きているチョウ」の展示も行います。三浦半島で採集したカラスアゲハ、モンキアゲハ、ジャコウアゲハなどを、幼虫やサナギとともに展示しました。7月14日は初日ということで、午後に学芸員と一緒に展示解説を行いました。

展示入口のようす

展示解説していると、サナギに変化が・・・なんと、カラスアゲハの羽化が始まったのです! ふつうは夜~明け方に多いチョウの羽化ですが、大勢のギャラリーの前で、しかも解説している会員の手にとまって翅を伸ばしていました。

手にとまって羽化したカラスアゲハ

展示初日を飾る印象的な出来事に、展示解説は一層盛りあがりました。

※展示は2012年9月30日に終了しました。